オリエンタル急行の復活（フランス）

1883年から1977年までパリーイスタンブール間を走った「オリエンタル急行」が2025年の運行再開を目指し、修復作業が進められている。2015年にベラルーシとポーランドの国境で当時の車両が見つかり、世界的なリゾートやホテルを運営しているアコー社とフランス国鉄のSNCFが協力し、オリエンタル急行の復活プロジェクトに取り組んでいる。2022年の10月には、パリのコンテンポラリー・アートウィークで内装デザインの一部が一般に公表され、12月にはアメリカのマイアミでもお披露目がされた。内装は、これまで数多くの修復や内装を手がけてきた建築家マキシム・ダンジャック氏が当時の車両の雰囲気を活かしつつ、21世紀に合わせた快適性やデザインを取り入れて手がけている。

https://www.orient-express.com/high-life/once-upon-a-time-there-was-the-future-orient-express-train/