https://www.basilicasanpietro.va/en/the-restoration-of-the-baldachin-of-st-peter-s.html
バチカン市国は、同国内の聖ピエトロ大聖堂内のベルニーニが製作した大天蓋バルダッキーノの改修工事を開始することを発表した。今回、改修予定の大天蓋は、1624年から約10年を費やして、バロック時代を代表する建築家・彫刻家のベルニーニが製作した。天蓋は、29メートルの高さを誇り、ブロンズ製の4本の柱が支える。それぞれの柱には、月桂樹の葉とオリーブの枝、裸の子供や、設計を命じた教皇の家紋である蜂が彫刻されている。本天蓋は、ブロンズ、金、大理石、鉄、木材など様々な材料から作られており、それぞれの材料と状態を綿密に記録することから始め、改修工事が行われる。2025年の聖年のお祝いに合わせた改修の完成を目指す。
https://www.basilicasanpietro.va/en/the-restoration-of-the-baldachin-of-st-peter-s.html 2024年の欧州グリーンキャピタル賞にをスペインのバレンシア市が受賞した。欧州グリーンキャピタル賞は、環境を保護しながら、経済発展実現させた地域の取り組みを紹介、他のヨーロッパ地域の見本になるように欧州委員会が設けた賞で、毎年1都市が選ばれ、受賞都市は1年間「グリーンキャピタル」として、様々なイベントを開催する。バレンシア市内には500万平方メートルの緑地があり、アルブフェーラ自然公園、トゥリア公園の二つの自然公園があり自転車道路も市内に200km整備されている。また、地産地消を目指しサステイナブルな食料生産にも力を入れている。 www.visitvalencia.com/en/european-green-capital-2024 2024年は、EU圏内で1999年1月1日にユーロ単一通貨が導入され、電子送金や会計目的で利用され始めてから25周年を迎える。2002年には、オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、リュクセンブルグ、ポルトガル、スペインの12カ国で、各国通貨からユーロの現金通貨への交換が始まった。現在では、EU20カ国3億5000万人に利用される主軸通貨の一つとなっている。
https://www.consilium.europa.eu/en/euro-at-25/#group-section-Would-you-like-to-know-more-Phli1oSQW2 オーストリアとの国境近くに広がる北イタリアの山塊で、2009年に世界自然遺産に登録されたドロミテ地区のCIAMPACスキー場エリアにイギリス人アーアーティストSimon Beck氏による雪面アートが製作された。ドロミテの山の連なりは、地殻変動によって隆起した珊瑚礁が氷河に削られ、さらなる浸食作用で形成されたと言われている。ドロミテスキーエリアは、全体で450基のゴンドラ、リフトがあり、コース総延長は1220kmで、一枚のスキーパスで滑ることができるエリアが世界最大。その地に初めて、CIAMPACのロゴを再現した幾何学アートが現れた。Simon Beck氏は、1959年にロンドンで生まれ、オックスフォード大学にて工学を学んだ後、2004年頃から砂や雪面上に幾何学模様を使ったアート作品を制作するようになった。CIAMPACに製作された雪面アートは、Beck氏一人の手で、スノーシューを用いて、11時間かけて作成され、全長35キロにも及ぶ。次の降雪までスキー場に訪れた人達の目を楽しませた。
https://www.ciampac.it/en/2023/12/17/snow-art-al-ciampac/ |
ヨーロッパの楽しい前向きな話題をお届けします。
Archives
January 2025
|