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スウェーデンのアーティスト、ミカエル・ゲンバーグ氏の作品である「ムーンハウス」が日本の宇宙スタートアップispace社のミッション2のSpace Xの打ち上げに搭載され、1月15日に宇宙に飛び立った。ミカエル・ゲンバーグ氏は、25年前から月面に家を建てるというアートワークを構想しており、今回、ispaceの協力によって実現されることとなった。ispaceの欧州子会社ispace EUROPEが開発した小型探査ローバー「TENACIOUS」(テナシアス:粘り強いという意味)が搭載されており、この小型探査ローバーに家が積まれている。月面着陸後、小型ローバーがこの家を月面に配置し、写真を撮影するということだ。
https://themoonhouse.se/ イタリアとスロベニアの国境地帯にあるノヴァゴリツァ市が、2025年の欧州文化首都に選定された。1947年のパリ平和条約でイタリアと旧ユーゴスラビアの国境が確定し、両国間の移動が制限され、中世以来地域の中心地であったイタリアの都市ゴリツィアへのユーゴスラビア人の立ち入りが禁止となったため、社会主義国家となったユーゴスラビア政府はノヴァ ゴリツァ (スロベニア語で新ゴリツィア) を新しい都市として建設した。現在でも二つの国家に分かれている都市ではあるが、欧州文化都市として選定することで、国境を超えた都市として両都市の平和的な発展を目指している。欧州文化都市として選ばれ、1年を通して様々な文化的なイベントが開催される予定。 https://www.go2025.eu/en 2024年のクリスマスイブにローマ教皇が、バチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂の聖なる扉を開き、正式に2025年の聖年がスタートした。聖年は、大赦と呼ばれる罪の免償が与えられる特別な機会で25年一度に訪れるカトリック教会が定めた特別な年である。教皇は扉の開放後、クリスマスイブのミサを執り行い、平和を祈った。25年1月上旬までにローマにある他の3つの大聖堂の扉も順次開放する。聖年の間、世界中の信者ら3000万人以上がローマとバチカンを訪れる見通し。数多くの信者が聖地巡礼でバチカン市国に訪れるため、ローマ市では観光客を含め多くの人たちを迎え入れる準備が進められている。 https://www.iubilaeum2025.va/en.html |
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