https://www.carnevale.venezia.it/en/blog/al-via-nebula-solaris-allarsenale-di-venezia/
世界三大カーニバルの1つ、イタリアのベネチア・カーニバルが今年も2月11日から3月1日まで開催されている。2月18日と19日の二日間に渡って、Venetian Arsenal (旧造船所と旧武器庫の複合施設) の水上にて、正門前広場に設置された野外シアターに集まった多くの観客を前に、カーニバルの主要プログラムの1つである『水の祭典』が、最新テクノロジーとライブパフォーマンスが融合した幻想的な光の演出で上演された。 https://www.carnevale.venezia.it/en/blog/al-via-nebula-solaris-allarsenale-di-venezia/ ドイツのミュンヘン工科大学のManuel Zahn氏とArmaghan Ahmad Khan氏は、視覚障害者が、周辺の立体空間を、異なる振動を腕で感じることで把握できるゴーグルを開発した。3Dプリンターで製作したゴーグルの前面には赤外線カメラが装着されており、小型コンピューターがカメラで撮影された立体画像データを使って辺りの立体地図を作成する。作成された地図データは、5×5グリッドの低解像度画像に変換されたのちに、腕に取り付ける25個の振動パッドでゴーグル装着者に伝えられる。例えば、狭い廊下を歩いている時に左右の壁の存在を示す強い振動を腕に感じたり、障害物から遠ざかると振動が弱くなる仕組みになっている。赤外線を使用しているので、暗闇でも使用できる。
https://www.newscientist.com/article/2304951-infrared-goggles-and-vibrating-armband-help-people-who-are-blind-see/ https://arxiv.org/abs/2201.04453v1 水運の荷が増えて船舶が大きくなり、巨大なクルーズ船も増えたことから、北海に面したオランダの港湾都市Ijmuiden(アイマウデン)に世界最大の運河閘門(こうもん)が建設され、船舶の発着が開始された。閘門は、幅70メートル、長さ500メートル、深さ18メートルあり、IjmuidenとAmsterdam(アムステルダム)を繋ぐ船舶用運河である北海運河の玄関口に位置し、水位の異なる北海と北海運河を行き来するために船舶を上下させる巨大な装置である。北海運河はアムステルダムライン運河を経由してドイツ・フランス・スイスを流れる国際河川のライン川と繋がる。
https://www.ijmuiden.nl/en/sea-lock-ijmuiden/ スロバキアのクラインビジョン社が開発中の空飛ぶ車「AirCar」が、1月にスロバキアの運輸当局から耐空証明 (航空機が安全・環境面の検査基準を満たしていると取得できる証明で、飛行に必須) を正式に取得してスロバキア国内での一般飛行が可能になった。AirCarは、自動車と同等に走行可能な陸地モードと、機体を変形させて翼を出して空を飛ぶ飛行モードのデュアルモード搭載の乗り物として開発されている。欧州航空安全機関 (European Aviation Safety Agency: EASA) から、航空機の開発に必須な型式証明も取得しており、欧州全体で飛行・運用可能になる見通しも明るくなった。 https://www.klein-vision.com https://www.klein-vision.com/file/docs/AirCar_CoA_release_final_19Jan_2022.pdf |
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