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聖テレサの生誕510年を祝した顔の科学的復元

3/31/2025

 
スペインのアビラで1515年3月28日に誕生したアビラのテレサまたはイエスのテレサと呼ばれるようになった聖女テレサの生誕510年を祝し、顔の科学的復元が行われた。テレサは、神秘主義思想を持ち、16世紀のスペインにおけるローマ・カトリック教会改革に尽力したと言われている。2024 年 8 月 28 日に聖テレサの遺体の身元確認が始まり、最新の技術を使用して、顔の科学的復元が進められた。イタリアのガブリエーレ ダヌンツィオ大学のルイジ カパッソ教授、ルッジェーロ ダナスタシオ教授、ヤコポ チッリ博士の責任の下、調査は進められた。顔の復元は、オーストラリアのビクトリア法医学研究所の法医学彫刻家ジェニファー・マン氏によって行われた。キエーティ大学から提供された人体測定データとX線に基づき、復元された。

​https://postocd.org/index.php/en/documentation-teresa-camilla-di-gesu-bambino/itemlist/user/42-superuser

ビョークのコンサート・フィルムが世界各国で劇場上映されることが決定(アイスランド)

3/24/2025

 
ビョークは、2019年5月から2023年12月まで行われた『コーニュコピア』のツアーの劇場公開を発表した。2017年発表のアルバム『ユートピア』、2023年発表のアルバム『フォソーラ』をベースにしており、音楽と演劇の融合で高い評価を得ているアルゼンチンの映像作家ルクレティア・マルテルが演出を担当している。劇場上映はマーキュリー・スタジオとのコラボレーションとなる。コンサート・フィルムは25ヶ国以上で約500館の映画館で上映されるとのことで、オーストラリア、ブラジル、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、アメリカ、イギリスでの上映が決定しており、スペインでは5月8日に、カナダでは5月9日に、フランスでは5月11日に上映される。上映時間は1時間39分で、ビョークがキュレーションした3本のミュージック・ビデオも同時上映される。

​https://www.bjorkcornucopia.com/sign-up/

アタプエルカで100万年以上前の人間の顔の断片から2種の人間が居住していたことを発表(スペイン)

3/16/2025

 
スペインにあるアタプエルカは、2000年にユネスコにより世界遺産に指定された古生物学発掘現場の一つで、100万年以上前のヒト科の生物の存在や生活様式の証拠が集まっている。イギリスのUCLの考古学研究チームは、2022年にスペインの遺跡から発掘された成人の顔の左側を構成する顔の断片を2年間かけて詳細な分析を行い、その結果をNature誌に発表した。結果、更新世時代に西ヨーロッパに少なくとも2つの異なる種の人間が生息していることを証明し、ホモ属の進化について興味深い洞察を与えることになるとしている。

https://www.ucl.ac.uk/news/2025/mar/fragment-human-face-aged-over-one-million-years-discovered
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Fish Doorbell がスタート(オランダ)

3/9/2025

 
オランダのユトレヒト市などが中心に運営しているFish Doorbellプロジェクト2025が3月3日から動き出した。Fish Doorbellプロジェクトは、運河が多いオランダでは、閘門が閉じられていることにより、魚が河を遡ることができず、産卵が出来ないことを防ぐために考案された。ライブカメラを運河の閘門に設置し、河の上流に遡ろうとしている魚がカメラに映ったら、インターネット上のDoorbellを鳴らし、閘門を開けるように現地のスタッフに知らせる。世界中から本ライブ映像が閲覧されており、2024年度は250万ビューものサイトアクセスがあった。上流に遡ろうとする魚には、ヨーロッパに生息するコイ科のローチ、ブリーク、イデ、キタカワカマスなどがおり、これらの魚を見つけたら、Doorbellを押す。これによって、河を綺麗にし、健全にしてくれている魚達を保護することができるとしている。4月頃から魚の産卵時期のピークを迎える。

​https://visdeurbel.nl/en/

セントポール大聖堂で光のプロジェクションマッピング(イギリス)

3/2/2025

 
イギリスのロンドンにあるセントポール大聖堂で、光と音のショー「ルミナス(Luminous)」が2月22日から28日まで特別に開催されていた。ピーター・ウォーカー氏がデザインを担当し、セントポール大聖堂に合わせたオリジナルのプロジェクションマッピング。本ショーは、セントポール大聖堂のファンドレイジングが目的で、チケットの売り上げは、大聖堂の修復や保全に使われる。今回のショーのデザインを担当したアーティストのウォーカー氏は、音楽を担当するDavid Harper氏とのデュオで、他にもイギリス国内の様々な大聖堂でショーを展開してきている。
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https://projectionartgallery.com/index.php/large-scale-son-et-lumiere/st-pauls-cathedral-luminous/
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