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コウォブジェクのビーナスが6000年前のものと判明(ポーランド)

6/29/2025

 
2022年にコウォブジェク近くの畑で農家で発見された高さ12センチのビーナスの置物は、6000年前の新石器時代のものだとポーランドのコウォブジェク武器博物館が発表した。コウォブジェクのビーナスは、石灰岩の置物で、愛と豊穣の女神であるビーナスの象徴である可能性が高いと考えられている。博物館の関係者によると、西ポメラニアの地域から中央および東ヨーロッパで非常にユニークな初めての発見とされている。こうした置物は通常粘土でできていたが、ポーランドの例は石灰岩でできていた点もユニークな点となっている。1908年にオーストリアで発見されたウィレンドルフのビーナスや、2008年にドイツで発見されたホーレ・フェルスのビーナスと並び、東ヨーロッパ地域の新石器時代の考古学研究に新たな視点を追加するとしている。

http://www.muzeum.kolobrzeg.pl/pl/wiadomosci/aktualnosci/wielkie-odkrycie-na-pomorzu-kolobrzeska-wenus-zaprezentowana-publicznie/
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全車両個室の夜行列車の運行を発表(ドイツ)

6/22/2025

 
ドイツのベルリン市にあるスタートアップNOXは、ヨーロッパ内を飛行機ではなく、夜行列車での移動を提案しており、2027年までに全車両個室の夜行列車の運行を開始すると発表した。夜行列車は飛行機よりも環境負荷が軽いが、通常は、一車両をシェアしなければならず、必ずしも快適とはいえない。また、値段も飛行機よりも高い場合が多い。NOXは、全車両を個室としながらも、飛行機と同じ値段設定でヨーロッパ間の移動を可能にするとしている。スウェーデンのストックホルム、オランダのアムステルダム、イタリアのミラノ、フランスのパリ、ドイツのベルリン・フランクフルト、スペインのバルセロナなど、2035年までにヨーロッパの100以上の都市への運行を目指している。

https://noxmobility.com/news

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ユーロスターがドイツ・スイスへの直行サービスの提供へ(ベルギー)

6/15/2025

 
ベルギーに本社を置くユーロスターは、2030年代初頭からパートナー企業と連携し、3つの新しい直通路線を運行する予定を発表した。開設が予定されている直通路線は、ロンドン – フランクフルト間、ロンドン – ジュネーブ間、アムステルダム/ブリュッセル – ジュネーブ間となる。2025年2月にロンドン、ロッテルダム、アムステルダム間の直通サービスが再開され、順調に利用率が伸びていることから、本年の9月9日から1日に4便の運行、12月中旬から5便の運行となる予定だ。2024年度の決算発表によると、ヨーロッパ全土の国際鉄道旅行の継続的な需要高を反映して、乗客数は1,950万人を超え、前年比5%の増加となった。ユーロスターは、年間3000万人の乗客数を目標に掲げており、新列車50台に約20億ユーロを投資することも発表した。

​https://mediacentre.eurostar.com/mc_view?language=&article_Id=ka4Rz00000Frp0XIAR
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アウシュヴィッツのデジタルレプリカ(ポーランド)

6/8/2025

 
ポーランドにある国立アウシュビッツ=ビルケナウ博物館は、アウシュヴィッツ・ビルケナウ財団とヨーロッパ映画業界の関係者とともに、5月15日のカンヌ映画祭で、アウシュビッツのデジタルレプリカの展開を発表した。最新鋭の3Dスキャン技術を用いて、アウシュビッツ収容所をデジタルで再現した。現在は、アウシュビッツの保存規制により、アウシュビッツの敷地内での撮影はドキュメンタリー映画の制作に限定されている。しかし、アウシュビッツに関する長編映画の撮影要望は増えており、その要望に応えるためにも、Maciej Żemojcin氏が率いた専門家チームがアウシュビッツをデジタルで保存し、アウシュビッツ-ビルケナウ仮想映画ロケが出来るようにした。本ツールは、映画制作者向けに公開されており、映画制作者はアウシュビッツのWebサイトで利用申請することができる。

​https://www.auschwitz.org/en/museum/news/picture-from-auschwitz-a-digital-replica-of-the-historical-site-created-for-filmmakers,1763.html
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チューリッヒにて自転車用トンネルが開通(スイス)

6/1/2025

 
スイスのチューリッヒ市の地下に建設されていた自転車用トンネルが5月22日に開通した。建設期間は2年。チューリッヒ市はスイスの雑誌サイクルウィークなどと共同で、様々なアトラクションやゲームなどのイベントでサイクルフェスティバルを開催し、トンネルの開通を祝した。本プロジェクトは、1980年代は高速道路用のトンネル建設としてスタートしたが、反対が多く、その後建設は中断。それから30年かけて、現在のプロジェクト案に変更され、2021年6月に住民投票で建設が認められたという歴史を持つ。このトンネルが開通したことで、チューリッヒ市の第4地区と第5地区の移動が簡単になった。また、1240台の無料の自転車駐車場も備えており、チューリッヒの中央駅への接続が容易になっており、公共交通機関の利用促進につながるとしている。

​https://www.stadt-zuerich.ch/de/mobilitaet/velo/velomassnahmen/stadttunnel.html

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