www.unesco.de/en/east-frisian-tea-culture
ドイツの北部でオランダと国境近くのオストフリースラント地方は、1人あたりの年間のお茶の消費量は約300リットルで、ドイツ全体平均の10倍以上と言われており、世界屈指のお茶を消費する地域として知られている。17世紀初頭にオランダ東インド会社の商人がお茶を海路を通して大量に運ぶようになってから、一般に広まった。その後、同地域でお茶を飲むことも広まり、19世紀には「オストフリースラント・ブレンド」という名前の、地域独自のブレンド・ティーが生まれ、アッサムティを主体に、セイロン、インドネシアのジャワ島やスマトラ島産をブレンドされている。同地域のお茶の飲み方は独特で、クルンチェと呼ばれる白い氷砂糖(カンディス)と生クリームを順に入れ、スプーンでは混ぜない。生クリーム、熱いお茶、カップの底で溶け始めた甘い砂糖を順に味わい、最後に混じり合うのを愉しむ。2016年にユネスコの無形文化遺産に登録され、Ostfriesische Teemuseumでは、このお茶文化を体験することができる。 www.unesco.de/en/east-frisian-tea-culture ベルギーのアントワープ市内にあり、旧アントワープ港のあった再開発地区、Eilandjeにある美術館MAS(Museum aan de Stroom) の隣にあるナポレオンが命じて造らせたというボナパルト・ドックが水泳場所として、この夏に、開放されることが発表された。MASは、海事、民族、歴史、芸術に関するものを、常設展示している博物館。その隣にある歴史あるドックで泳ぐことは200年来で初めてとのこと。12歳以上であれば、事前予約をすることで泳ぐことができる。7月28日から9月15日の毎日曜日(9月1日以外)に12
時から17時まで開放される。最大で100人までが入場可能。エリアは、二つに分かれており、一つは水泳用、もう一つは自由に泳げる遊泳エリアとなっている。 https://www.belganewsagency.eu/dock-at-antwerps-mas-museum-opens-as-pop-up-swimming-pool イギリスのロンドン市にあるデザインミュージアムで、バービー誕生から65周年を記念した展示会が7月5日から開催されている。1959年にMattel社から最初のバービー人形が市場に登場し、その後1985年にDay to Night Barbieが登場、1992年に世界で1億体の売り上げを記録したTotally Hair Barbieと続き、現在では、黒人やヒスパニック系、アジア系の多様性のあるバービー人形も登場している。企画展示では、バービー人形や関連アイテムなどを含め、250以上ものアイテムが展示され、バービーの世界観を発売当初から現在までたどることができる。展示は2025年2月23日まで。
https://designmuseum.org/exhibitions/barbie-the-exhibition ドイツに本社を置くRiverside Luxuary Cruises社では、川のクルーズを新しい豊かな旅として提案している。海のクルーズは大型船で、人数も多いが、Riverside Luxuary Cruises社が提案するヨーロッパ各国の川クルーズツアーは、少人数で、船は名所の近くに停泊するので、気軽に名所に寄ることができ、ゆったりと時間を過ごし、より贅沢な休暇を過ごすことが出来るとしている。また、頻繁に停泊することから、それぞれの産地の食材を手に入れ、美味な料理をお客様に提供できることもメリットとしている。Riverside Luxuary Cruises社のツアーでは、オーストリア、クロアチア、スイス、ハンガリー、ドイツやフランスの伝統的に美しいヨーロッパの街並みのリバークルーズを運行している。フランスのツアーでは、ローヌ河を巡り、世界遺産のアヴィニョン地区をゆっくり散策できるコースや南仏のアルルを訪れるコースなどがある。 https://riverside-cruises.com/en/ |
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