https://edition.cnn.com/travel/leaning-tower-of-pisa-850-years-birthday/index.html
https://www.turismo.pisa.it/en/eventi/850th-anniversary-of-the-laying-of-the-foundation-stone-of-the-Leaning-Tower-of-Pisa
イタリアのピサの斜塔が最初に着工された1173年から850年を記念したイベントが8月9日からピサの斜塔のあるピサ市にて開催されている。今後1年かけて850周年の記念の年をコンサートや企画展示等の様々なイベントが催される。ピサの斜塔はユネスコの世界遺産に登録されており、ロマネスク様式を代表する建築物。ピサの斜塔は衛星システム等を使い、倒壊の可能性を常にモニタリングされており、少しでも異常が発生した場合には検知されるようになっている。
https://edition.cnn.com/travel/leaning-tower-of-pisa-850-years-birthday/index.html https://www.turismo.pisa.it/en/eventi/850th-anniversary-of-the-laying-of-the-foundation-stone-of-the-Leaning-Tower-of-Pisa フランス大手の小売業者であるカルフール社は、ベルギーの北西部にてロボット宅配の試験運用を開始した。今年の1月からロボットの利用のテストをしてきていたが、今回、初めて、食品や雑貨の無人配達車両が公道を走る。Delivers.ai社が開発しているロボットを利用している。顧客が品物を注文してから15分で配達することを目指しており、試験運用では、カルフールの臨時ポップアップストアが街に開設され、1週間かけて道を覚えて、受けた注文を配達している。ポップアップストアと試験運用は、7月20日から8月20までの1ヶ月間行われている。
https://newsroom.carrefour.be/natacha-nono-en-loulou-de-bezorgrobots-van-carrefour-zijn-deze-zomer-in-knokke-au4gjh 北海を巡るトールシップレース2023が、6月29日から始まっている。最初のレースは、デンーヘルデル(オランダ) からハートルプール(イギリス)まで、第2戦が、ハートルプール(イギリス)からフレドリクスタ(ノルウェー) 、第3戦がフレドリクスタ(ノルウェー) からラーウィック(イギリス)、そして最終戦が、8月3日から6日までのラーウィック(イギリス)からアーレンダール(ノルウェー) の航海となる。英国に拠点があるSail Training Organization 主催の帆船レースで、16歳から25歳の若者への帆船操縦のトレーニングの機会でもある。ヨーロッパに限らず、世界から集まった若者たちが切磋琢磨し、寝食を共にする貴重な体験ができるとして、多くの若者が参加する。 https://sailtraininginternational.org/sailtraining/races-regattas/the-tall-ships-races-2023/ イギリスのロンドンにある科学博物館では、ビデオゲーム誕生から50周年を記念し、ビデオゲームの歴史を実際のゲーム機械とゲームで体験できる常設展示を新設した。ビデオゲームを体験できる常設展示エリアでは、ファミコン、ゲームボーイ、Wiiなど各時代を代表するゲームを体験できる。また複数人で対戦できるようにもなっており、友人同士で対戦して遊ぶこともできる。 オランダ在住のMerijn Tinga氏は、プラスチックゴミの環境への影響を啓蒙し、問題提起するため、プラスチックのペットボトルで製作したサーフボードで環境保護を訴えている。2023年は、6月17日から19日までノルウェーのオスロ市からイギリスのロンドンまでウィンドサーフィンで航海し、オランダや北欧各国で既に導入されているスーパーなどにプラスチックボトルを還元するとお金が戻ってくるデポジットの仕組みをイギリスに導入するよう訴えかけた。イギリスは2025年の導入を目指すとしているが、日付が明確になっていないため、Tinga氏はイギリスの環境大臣に宛てた嘆願書も持参した。 https://www.plasticsoupsurfer.org/campaigns/oslo-london-surf-expedition/ ETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)の自律稼働ロボット研究室の研究プロジェクトから生まれたスタートアップ会社Ascentoロボティクス社は、自律稼働のパトロールロボットを開発している。今回、研究開発したロボットが、スイスの警備会社と契約し、過去6ヶ月間スイス国内のパトロールに当たっている。ロボットは、敷地内を隈なく巡り、異常を探知すると、警備室にいる警備員に通報する。警備員の見回り経費を減らせると警備会社では効果に期待を寄せている。 https://www.ascento.ch/index.html スペインを中心に人気を博し、ヨーロッパ全体に人気が波及しているスポーツにパデルがある。パデルは、テニスとスカッシュの二つの要素を合わせ持つラケット競技。1960年代にメキシコで誕生。スペインには、パデルのクラブが3500以上も誕生している。基本的なルールはテニスと同じだが、必ずダブルスでプレーする。テニスよりも肉体的な負担が少なく、幅広い年齢で楽しめるスポーツとして急激に競技人口が増えている。最近では、フェデラーやナダルなどの引退したテニス選手がパデルをプレーしたことが話題になり、パデルの人気に拍車をかけている。2022年7月には全仏オープンの会場にパデルコートが設置されて国際大会が開催され、2023年6月21日から7月2日に開催されていたヨーロッパ競技大会の種目の一つとしてもパデルの試合が行われた。ワールドシリーズも始まっており、今後さらにヨーロッパで競技人口が増えるとされる注目のスポーツ。 https://results.european-games.org/EG2023/ENG/schedule/PDL/all-days/all-event https://www.euronews.com/culture/2023/06/11/padel-everything-you-need-to-know-about-the-worlds-fastest-growing-racket-sport スロベニアのスタートアップ企業Bird Buddy社は、AIを活用した野鳥用の餌器を開発しており、庭先に飛んできて餌を食べる様子をスマートフォンからリアルタイムに観察、また、その飛んできた野鳥の種類を識別できるシステムを開発している。ヨーロッパでは庭先に鳥用の餌を良く取り付けるが、飛んできた鳥の様子を実際に見たり、鳥の種類を識別することは難しかったが、本アプリでは、それを可能にしている。最近行った2回目のクラウドファンディングでは、約320万ドルを調達し、新しいスマート餌器とスマート水浴び容器の開発に取り組んでいる。アメリカとスロベニアの2拠点に会社の拠点を置く。
https://mybirdbuddy.com/ パリ・航空ショー(パリ国際航空宇宙ショー)は、2年に1度パリで開催される世界最大規模の航空宇宙業界の国際見本市。2019年に開催されて以降、パンデミックの影響で21年度の開催はキャンセルされ、今回4年振りの開催となった。航空機や戦闘機のデモンストレーション飛行も行われる見本市で、10万人以上の参加者を誇る。様々な企業が新しく開発した航空機を展示しており、今年は、来年開催予定のパリオリンピックに向けた空飛ぶクルマの展示が目立っている。 フランスのパリにあるルーブル美術館は、イタリアのナポリにあるカポディモンテ美術館と提携し、15世紀から17世紀、ルネサンスからバロック時代の名作絵画の特別展を開催する。本展は、6月7日から6ヶ月間開催され、70点以上ものルネサンス期の名画がイタリアのナポリから運ばれ、ルーブル美術館に元からあるルネサンス名画と合わせると何百点にも及ぶルネサンス/バロック時代の名画を一度に鑑賞できる特別な機会となる。本展では、ラファエロ、カラヴァッジョ、マザッチョ、ベッリーニ、リベラ、マッツォーラの名作、マニエリスム期の作品などが一堂に会する。 https://www.louvre.fr/en/what-s-on/exhibitions/naples-in-paris |
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