https://www.operadeparis.fr/en/season-18-19/opera/lestroyens
フランス革命200年を記念して革命勃発の地であるバスティーユ広場に建設された劇場『オペラ・バスティーユ』にて、竣工30周年記念公演として、エクトル・ベルリオーズが作曲した『トロイアの人々』がロシア人監督Dmitri Tcherniakov氏により上演されている。劇場支配人のStephane Lissner氏は、若者のオペラ離れが叫ばれる中、若い観客を呼び寄せることに成功している劇場として、今後も観客を驚かせるような演目の上演をしていくと述べている。
https://www.operadeparis.fr/en/season-18-19/opera/lestroyens ハリーポッターの原作者 J.K. Rowling氏が物語の着想を得たと言われているポルトガルのポルト市にある書店で、今年で113周年を迎えるLivararia Lelloが、113周年を記念し、書店が保有する希少本の店頭販売を始めたことを発表した。ネオゴシック様式とアール・ヌーヴォーの様式を併せ持つ建築様式が特徴的なLivararia Lello書店は、ポルトガルの最初の新聞Gazeta da Restauraçãoの初刊号を入手予定であることも同時に公表した。
https://www.livrarialello.pt/en-us/ 欧州連合がヨーロッパ文化の相互理解を目的として展開している欧州文化首都2019に、ブルガリアのプロブディフ市が選ばれた。選ばれた市では、一年を通して様々な芸術文化に関する行事が開催される。選ばれたプロブディフ市は、ブルガリアでは首都ソフィア市に次いで2番目に大きい都市で、新石器時代から6000年近い歴史を持つと言われており、西欧と中東をつなぐ中心地として栄えてきた。市内にはその歴史が垣間見えるトラキア、ギリシャ、ローマ、ビザンチン、オスマン帝国時代の考古学的建物が今も残る。1月12日行われた欧州文化首都事業のオープニング式典の参加者は約5万人を数えた。今後、年間を通して350のイベントやプロジェクトが予定されており、文化首都における日本プログラムの支援として、EU・ジャパンフェストも同時開催されている。 欧州文化首都2019 プロブディフ市のページ: http://plovdiv2019.eu/en
スペインのデザイナー Andreu Carulla 氏は、ミシュラン星を3つ取得し、世界で一番予約のとれないレストランのひとつとして知られているEl Celler de Can Rocaの希望により、食材の運搬に利用されるポリスチレンの廃材を再利用してストールをデザインした。レストランEl Celler de Can Roca は、Wasteゼロを目指しており、その一環のプロジェクトだ。ポリスチレンの再利用は難しく、Carulla氏は、まず、細断し、蒸気の力で形を作っていったという。 ストール椅子として生まれ変わった家具は、レストランだけでなく、他でも利用されている。
プロジェクトの詳細 http://www.andreucarulla.com/portfolio/rr201/ レストラン El Celler de Can Roca https://cellercanroca.com/index.htm RR_201 from Andreu / Carulla on Vimeo. |
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