https://www.consilium.europa.eu/en/events/europe-day-2024/
フランスの外相であったロベール・シューマンが、1950年にEUの母体される欧州石炭鉄鋼共同体の創設を呼び掛ける演説を行ったことを記念して、EU諸機関と世界中のEU代表部は毎年5月9日を「ヨーロッパ・デー」(ヨーロッパの日)として祝っている。2024年は5月4日がOpen dayとして、EUの様々な施設が一般に解放され、色々な催し事が行われる。EU専門家によるEUの主要な建物や場所のツアー、子供向けのイベント、EUメンバー各国による伝統的な舞踊やパフォーマンスも上演される。また、EUcraftというゲームアプリも公開予定で、それぞれのEU各国の首脳陣になりきり、ヨーロッパの現在の実際の主要課題を交渉、決定するプロセスを体験できる。
https://www.consilium.europa.eu/en/events/europe-day-2024/ スペインのカナリア諸島を構成する一つの島であるランサローテ島に火山灰の土地で育つブドウがあり、ワインが名産となっている。ランサローテ島では、1730年から1736年に大規模な噴火が起こり、大地は火山灰に覆われ、気候は乾燥していることで知られており、農作物の栽培には適していなかった。その中で、ブドウ種マルヴァジアが育つことが発見され、溶岩の大地でワインの製造が始まった。現在では、火山灰の土地に直径3m、深さ2-2.5mの穴を掘り、ぶどうの樹が植えられ、ぶどうの栽培が行われている。穴の深さはちょうど良い風除けになっており、ぶどうの生育を助けている。ただ、ワイン作りの工程がほぼ手作業で行われるため、希少なワインとなっている。 https://dolanzarote.com/en/vino/lanzarote/ イタリアにあるポンペイの遺跡内のダイニングルームで、ギリシャ神話のトロイア戦争をモチーフにした新たなフレスコ画が見つかった。今回発見されたフレスコ画は、オイルランプからの煙が目立たないように黒く塗られた壁に描かれていた。ダイニングルームは幅6メートル、奥行き15メートル。壁画には、ギリシャ神話に登場するトロイア王女カッサンドラがアポロンに求愛される場面や、トロイア王子パリスがヘレネに出会う場面などが描かれている。これらの壁画はほぼ完璧な状態で保存されていた。また、このダイニングルームの近くにあった階段の下に大量の資材が見つかったことから、建設途中だったと考えられている。
https://pompeiisites.org/en/comunicati/pompeii-a-dining-room-decorated-with-characters-and-subjects-inspired-by-the-trojan-war-has-emerged-from-the-new-excavations/ オランダに拠点を置くPAL-V社が開発中の陸空両用の空飛ぶ車Libertyをアラブ首長国連邦のドバイのAviterra社が100台以上注文し、購入する契約を結んだ。Aviterra社は、ドバイでドバイ道路交通局(RTA)と空飛ぶ車の運行許可を得る契約を今年2月に締結しており、2025年には空飛ぶタクシーの実用化を目指している。ドバイを訪れる観光客や在住者が主要な観光地を素早く移動できることを目的としている。オランダのPAL-V社が開発する空飛ぶ車は、ジャイロプレーンと自動車を組み合わせた世界初の本物の空飛ぶ車として知られており、飛行距離500km、最高時速180kmが出せる仕様となっている。 https://www.pal-v.com/en/press/dubai-based-company-takes-flight-with-landmark-order-for-over-100-flying-cars 世界遺産にも登録されている後期旧石器時代から中石器時代(紀元前22000年~前8000年頃)に刻まれた数多くの線刻・石彫が残されていて世界遺産にも登録されているポルトガル北東部コア川流域のコア渓谷にて、ヨーロッパ全体で推進されている再野生化計画が実行されている。元の自然の形に戻そうとするこのプロジェクトは、野生動物の減少や荒廃した場所を放置しておくことにより自然発生している昨今の山火事を抑止することも目指している。活動の一部として、ヨーロッパに元いたオーロックスという牛の群れを放ったり、狼、鹿、馬が住めるようにし、様々な種類の野鳥や野生生物が戻ってきて、生息を始めている。
https://rewildingeurope.com/landscapes/greater-coa-valley/ |
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