イギリスのロンドンにある科学博物館では、ビデオゲーム誕生から50周年を記念し、ビデオゲームの歴史を実際のゲーム機械とゲームで体験できる常設展示を新設した。ビデオゲームを体験できる常設展示エリアでは、ファミコン、ゲームボーイ、Wiiなど各時代を代表するゲームを体験できる。また複数人で対戦できるようにもなっており、友人同士で対戦して遊ぶこともできる。 オランダ在住のMerijn Tinga氏は、プラスチックゴミの環境への影響を啓蒙し、問題提起するため、プラスチックのペットボトルで製作したサーフボードで環境保護を訴えている。2023年は、6月17日から19日までノルウェーのオスロ市からイギリスのロンドンまでウィンドサーフィンで航海し、オランダや北欧各国で既に導入されているスーパーなどにプラスチックボトルを還元するとお金が戻ってくるデポジットの仕組みをイギリスに導入するよう訴えかけた。イギリスは2025年の導入を目指すとしているが、日付が明確になっていないため、Tinga氏はイギリスの環境大臣に宛てた嘆願書も持参した。 https://www.plasticsoupsurfer.org/campaigns/oslo-london-surf-expedition/ ETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)の自律稼働ロボット研究室の研究プロジェクトから生まれたスタートアップ会社Ascentoロボティクス社は、自律稼働のパトロールロボットを開発している。今回、研究開発したロボットが、スイスの警備会社と契約し、過去6ヶ月間スイス国内のパトロールに当たっている。ロボットは、敷地内を隈なく巡り、異常を探知すると、警備室にいる警備員に通報する。警備員の見回り経費を減らせると警備会社では効果に期待を寄せている。 https://www.ascento.ch/index.html スペインを中心に人気を博し、ヨーロッパ全体に人気が波及しているスポーツにパデルがある。パデルは、テニスとスカッシュの二つの要素を合わせ持つラケット競技。1960年代にメキシコで誕生。スペインには、パデルのクラブが3500以上も誕生している。基本的なルールはテニスと同じだが、必ずダブルスでプレーする。テニスよりも肉体的な負担が少なく、幅広い年齢で楽しめるスポーツとして急激に競技人口が増えている。最近では、フェデラーやナダルなどの引退したテニス選手がパデルをプレーしたことが話題になり、パデルの人気に拍車をかけている。2022年7月には全仏オープンの会場にパデルコートが設置されて国際大会が開催され、2023年6月21日から7月2日に開催されていたヨーロッパ競技大会の種目の一つとしてもパデルの試合が行われた。ワールドシリーズも始まっており、今後さらにヨーロッパで競技人口が増えるとされる注目のスポーツ。 https://results.european-games.org/EG2023/ENG/schedule/PDL/all-days/all-event https://www.euronews.com/culture/2023/06/11/padel-everything-you-need-to-know-about-the-worlds-fastest-growing-racket-sport |
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