https://www.esa.int/Science_Exploration/Space_Science/Webb/Webb_liftoff_on_Ariane_5_to_unlock_secrets_of_the_Universe
European Space Agency、NASA、Canada Space Agency が合同でハッブル宇宙望遠鏡の後継機として30年かけて開発した「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が、12月25日にフランス領ギアナの宇宙港から打ち上げられた。宇宙誕生時の光は波長が引き延ばされ赤外線に変化すると考えられている。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、この赤外線を観測することで、宇宙の起源に迫る。ロケット内に折りたたまれて収納されている望遠鏡は、今後6ヶ月かけて、観測の要となる鏡の展開と、観測地点であるL2までの移動を行う。L2は、地球と太陽の重力や天体にかかる遠心力が均衡するラグランジュ点の1つで、太陽と望遠用の間に常に地球が位置する (地球からの距離は約150万km) 。
https://www.esa.int/Science_Exploration/Space_Science/Webb/Webb_liftoff_on_Ariane_5_to_unlock_secrets_of_the_Universe ドイツのベルリン交通局は、クリスマス期間限定で食べられる1日乗車券を発売する。乗車券には、クリスマスシーズンに通勤客が感じるストレス緩和用に、鎮静作用があるとされるヘンプオイルが2、3滴」混ぜてあるという。
https://www.reuters.com/markets/commodities/berlins-public-transit-company-promises-relaxing-trips-with-edible-hemp-tickets-2021-12-14/ オランダ政府は、オランダ人画家のレンブラントが描いた歴史的な名画「旗手」(1636年)をロスチャイルド家のフランス支部から購入し、アムステルダム国立美術館のコレクションに追加する予定であることを発表した。アムステルダム国立美術館は、2019年に「旗手」をレンタルして展示したことがあるが、その後、フランス政府が「旗手」をロスチャイルド家から購入することを検討していた。今回、フランス政府が購入権を放棄したため、オランダ政府が、「母国に名画を戻す」として購入に名乗りを上げた。購入に際しては、政府の予算 (150万ユーロ)、ならびに、アムステルダム国立美術館 (10万ユーロ)、レンブラント協会 (15万ユーロ) の資金も利用する。
https://www.rijksmuseum.nl/en/press/the-dutch-state-to-acquire-rembrandt-s-historic-masterpiece-the-standard-bearer-for-the-nation https://www.bbc.com/news/world-europe-59588109 フランスのパリにあるMusée de l’Homme (人類博物館) で「Portraits de France (フランスの肖像)」と題した企画展示が2022年1月17日から始まる。フランスに移住した男性29人女性29人 (合計58人) の偉人のフランスへの貢献 (偉業) について展示することで、多くの移民を受け入れてきたフランスの多文化性を示す企画。紹介される歴史上の偉人は、マリ・キュリー、パブロ・ピカソなど世界中に名を知られている研究者やアーティストの他、あまり知られてきていないロシアから移住した生化学分野の科学者など多様なセレクションとなっている。
https://www.museedelhomme.fr/en/node/4306 https://www.euronews.com/culture/2021/12/03/portraits-de-france-exhibition-traces-immigrant-contribution-to-france |
ヨーロッパの楽しい前向きな話題をお届けします。
Archives
September 2024
|