今週、ヨーロッパ各国を熱波が襲い、最高気温が35から40度以上になると予想されている。冷房が完備されていない建物が多いヨーロッパでは、熱波により高齢者や幼児が健康被害を受けやすい。フランスでは、2003年の熱波で14000人以上もの熱中症による死者を出した。パリ市は、今週の熱波を無事に乗り切る為に、熱波対策の警戒レベルを3まであげて色々な対策を講じている。冷房が効いている公共の建物を午後から一般市民に開放したり、噴水の水量や水の散布回数を通常より増やしたり、市民向けプールを夜10時まで開放したりする予定だ。
https://www.paris.fr/actualites/paris-active-le-plan-canicule-de-niveau-3-6921
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