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『タンタンの冒険』で有名なエルジュの作品がオークションに (フランス)

1/17/2021

 
フランスのオークションハウス “Artcurial” にて、『タンタンの冒険 (仏題: Les Aventures de Tintin)』で有名なエルジュ (仏: Hergé、本名: Georges Prosper Remi) の数多くの作品が「エルジュの世界」と題して出品された。中でも注目を集めたのは、タンタンの5回目の冒険を描いている1936年に発表された『The Blue Lotus』の表紙になる予定だったイラストで、インクと水彩画を用いて描かれた陶器から顔を出しているタンタンが描かれており、これまでのエルジュの作品の中で最高額となる約320万ユーロで落札された。

https://www.artcurial.com/en/sale-4085-world-herge-tintins-creator

https://www.artcurial.com/sites/default/files/2021-01/r-4085_BD-lotus-bleu-en.pdf

スペインとフランスを繋ぐ自転車道路の整備 (EU)

1/10/2021

 
EUは現在、スペインのナバラ州からギプスコア県を通ってフランスのピレネー=アトランティック県までを繋ぐ長距離自転車道路を、2つの国の国境近辺の12地域で整備するピッグプロジェクト『Interreg POCTEFA “Ederbidea』を進めている。プロジェクトでは、ツーリングを楽しむイベントなどで人々の自転車道路活用の促進も同時に取り組んでおり、多くの人が自転車道路をツーリズム、休暇、通勤に利用して自動車の交通量が減ることで、温室効果ガスの削減と運動による人々の健康促進に繋げたいと考えている。

https://ec.europa.eu/regional_policy/en/newsroom/news/2021/01/01-05-2021-smart-regions-a-cross-border-cycle-path-between-france-and-spain



ウフィツィ美術館でダンテ没後700年記念の企画展示 (イタリア)

1/3/2021

 
イタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館の新年は、フィレンツェ出身の詩人ダンテ・アリギエーリの没後700年を記念した特別展のオンライン展示で幕を開けた。メディチ家の美術品が収蔵されているウフィツィ美術館は、イタリア最大のルネサンス絵画コレクションを保有しており、今回、ルネサンスを代表するイタリア人画家の1人であるフェデリコ・ツッカリが、ダンテ代表作である叙事詩『神曲]』を描いた作品集がオンラインで無料公開されている。これまで作品の一部が公開されることはあったが、全作品が一度に公開されるのは、今回の展示が初めてとなる。

https://www.uffizi.it/mostre-virtuali-categorie/a-riveder-le-stelle

https://www.theguardian.com/world/2021/jan/01/italy-year-long-celebration-dante-700-anniversary-drawings

修復中のノートルダム大聖堂で聖歌コンサート (フランス)

12/27/2020

 
2019年4月の火事以来、修復作業中で閉鎖されているパリのノートルダム大聖堂にて、聖歌隊がヘルメットと工事服姿でモーツァルトやシューベルトのクラシック曲そしてジングルベル等を歌う合唱コンサートが12月の頭に無観客にて録画され、フランスの公共放送局France Télévisionsで12月24日の夜に放送された。

https://www.bbc.com/news/av/world-europe-55445555

https://edition.cnn.com/2020/12/25/europe/notre-dame-paris-christmas-intl/index.html
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旧ベルリン王宮が博物館・美術館としてオープン (ドイツ)

12/20/2020

 
ドイツのベルリンに『Humboltd Forum』という新しい巨大文化複合施設が開館した。現在、ドイツはCOVID-19の感染拡大抑制対策としてハードロックダウン下にあるため、オープニングイベントは12月16日の19時からオンラインで行われた。過去にベルリン王宮があった広大な敷地に王宮の外観を再現した建物が7年以上かけて再建され、ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(ベルリン・フンボルト大学創設者)とアレクサンダー・フォン・フンボルトの兄弟の業績を讃えて『Humboltd Forum (フンボルトフォーラム)』と名付けられた。施設内には、ベルリン民族博物館、アジア美術館、劇場、映画館、講堂、そして2つのレストランがオープンすることになっており、特に、18世紀に活躍した科学者であるアレクサンダーの人間、自然、多様性といった理念に沿った、世界各国の考古学資産や環境問題に関連したアート作品など幅広く展示されていくことになっている。

https://www.humboldtforum.org/en/

https://www.humboldtforum.org/wp-content/uploads/2020/12/4_20201213_HF_Highlights-of-the-Opening-Year.pdf

https://www.humboldtforum.org/en/programme-2/

バッキンガム宮殿内の名作絵画が一堂に会する企画展示 (イギリス)

12/13/2020

 

通常はバッキンガム宮殿内のPicture Galleryに飾られているルーベンス、レンブラント、フェルメールなどの名作絵画のコレクション65作品が一堂に会する『Masterpieces from Buckingham Palace』という企画展示が、イギリスのロンドンにあるQueen's Galleryにて12月4日から始まった。企画者は、夏のホリデーシーズンに行われるバッキンガム宮殿の一般公開時に、観光客で大混雑した状態の中で鑑賞するしかなかった名画達を、落ち着いてじっくり鑑賞できる貴重な機会と話している。
https://www.rct.uk/about/press-office/press-releases/old-master-paintings-usually-displayed-in-the-state-rooms-at#/

https://www.rct.uk/collection/themes/exhibitions/masterpieces-from-buckingham-palace/the-queens-gallery-buckingham

https://vimeo.com/470648491

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ラウンドアバウトのある海底トンネルが開通 (デンマーク)

12/6/2020

 
フェロー諸島は北大西洋のアイスランドと北欧とノルウェーの間に浮かぶ火山でできた群島でデンマークの自治領である。12月19日に、フェロー諸島のStreymoy島のTórshavn市とEysturoy島のRunavík市を繋ぐ11キロの海底トンネルが3年の工事期間を経て開通する。トンネルの開通によってTórshavn市とRunavík市の移動に要する時間が74分から16分へと大幅に短縮される。トンネルは、その中央あたりにラウンドアバウト (環状交差点) がある珍しい構造になっており、工事中のSandoy島とStreymoy島を結ぶトンネルが開通すると、各島に繋がる4つの道路が交わる海底の交差点となる。

https://www.bbc.com/news/world-europe-55195390
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世界一深いダイビング専門のプール (ポーランド)

11/29/2020

 
ワルシャワ近郊のムシチョヌフ市で、11月22日に、世界で最も深さのあるプールがオープンした。ダイビング専門の非常に巨大なプールで、最大水量8000立方メートル・最大深度45.4メートルを誇る。ダイビングのインストラクター向けのゾーンやフリーダイビング・スキューバダイビングを楽しめるゾーンがあり、海の洞窟やマヤ文明の遺跡などのモチーフを再現した空間でダイビングを楽しむこともできる。ダイビングのライセンスを習得するトレーニングコースも開講されている。

https://www.deepspot.com/en/

『Lockdown Italia』展が会期延長 (イタリア)

11/21/2020

 
イタリアのローマにあるカピトリーニ美術館で現在開催中の写真展『Lockdown Italia』では、ロイター、AP通信、AFPなどの30名の外国人記者がカメラに収めたロックダウン中のイタリアの様子が展示されているが、その会期が2021年の1月10日までに延長された。2020年春にイタリアが経験したCOVID-19のエピデミックを、パンデミック初期の悲惨な状況から希望の光が見えてくる様子まで時系列を追って写真が展示されている。
http://www.museicapitolini.org/en/node/1007830

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シンタクラースがオランダに到着 (オランダ)

11/15/2020

 
オランダでは、毎年11月中旬に、シンタクラース (Sinterklass) がピィート (Peits) とよばれるお手伝い達と一緒にスペインからやって来て、12月5日までオランダ中の子供達にプレゼントを配る。シンタクラースは、子供達に贈り物をくれる守護聖人として知られていた聖ニコラスの伝承をもとにしたオランダ版サンタクロースである。今年は、11月14日にオランダにやって来たが、COVID-19のエピデミックの影響で、毎年恒例の到着時のパレードは行われず、滞在先となるPietenhuisに到着する様子がテレビ中継された。例年、子供達はオランダ公営放送NPR3の番組『Sinterklass Journal』でシンタクラースのオランダでの様子を毎日見ることができるが、今年はCOVID-19対策でシンタクラースの滞在先は秘密となっている。

https://sinterklaasjournaal.ntr.nl/
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