欧州連合がヨーロッパ文化の相互理解を目的として展開している欧州文化首都2019に、ブルガリアのプロブディフ市が選ばれた。選ばれた市では、一年を通して様々な芸術文化に関する行事が開催される。選ばれたプロブディフ市は、ブルガリアでは首都ソフィア市に次いで2番目に大きい都市で、新石器時代から6000年近い歴史を持つと言われており、西欧と中東をつなぐ中心地として栄えてきた。市内にはその歴史が垣間見えるトラキア、ギリシャ、ローマ、ビザンチン、オスマン帝国時代の考古学的建物が今も残る。1月12日行われた欧州文化首都事業のオープニング式典の参加者は約5万人を数えた。今後、年間を通して350のイベントやプロジェクトが予定されており、文化首都における日本プログラムの支援として、EU・ジャパンフェストも同時開催されている。
欧州文化首都2019 プロブディフ市のページ:
http://plovdiv2019.eu/en
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http://plovdiv2019.eu/en